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【江尻良文の快説・怪説】来季セの覇権は丸が決める!? 広島OB「来年菊池、再来年田中への波及も」 (1/2ページ)

 広島は来季、巨人のV9以来のセ・リーグ4連覇と35年ぶりの日本一奪回を目指すが、丸佳浩外野手(29)の国内FA権行使が影を落としている。

 7日に球団事務所を訪れ、権利行使の申請書を提出した丸は「球団からは非常に高い評価をしてもらっているが、他球団の評価も聞いてみたい」と語った。

 広島はすでに出来高払いを含め総額17億円前後の4年契約を提示したといわれ、鈴木清明球団本部長は「丸の代わりはいない。球団としての最大限の条件を出している。あとは彼の判断を待つだけ」とげたを預けた格好。今度は巨人がどんな条件を提示して口説き落とすかだ。

 広島と巨人は、来年3月29日の来季開幕戦でいきなり対戦する。丸争奪戦の成否が、そのまま来季の優勝争いに直結する可能性が大だ。

 基本的にFA選手は引き留めず、取らず、育成一本の方針を強調してきた松田元オーナーが「宣言残留も問題ない。丸は主力選手で人格もしっかりしている。彼がいなかったら困る」と豹変。引き留めに躍起なのも無理はない。

 言うまでもなく丸は攻守の柱だが、それだけではない。丸がFA移籍すれば、来年菊池、再来年田中がFAとなり、丸の後を追って広島を去る大危機が到来する。球団OBは「3人は“同学年”でプライベートでも仲が良い。丸が広島から出ていけば、菊池、田中に波及する可能性は十分ある」と懸念している。

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