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FA炭谷獲り、阿部も復帰…混沌とする巨人捕手陣 須藤氏「育てる気がないんじゃないか」 (1/2ページ)

 巨人の捕手体制がにわかに混とんとしてきた。宮崎秋季キャンプには20歳代の捕手4人が参加中だが、かつて扇の要だった阿部慎之助内野手(39)が捕手に電撃復帰。さらに西武・炭谷銀仁朗捕手(31)のFA補強も有力に。再々登板の原辰徳監督(60)はどう交通整理をつけるのか。

 秋季キャンプのメンバーは6日、サンマリン宮崎で紅白戦。高橋政権で主戦マスクを任されてきた小林誠司捕手(29)は白組の3番で先発し、課題の打撃でも2安打と気を吐いた。

 鹿取前GMのもと、昨秋ドラフトでは捕手2人を上位指名。2位で22歳の岸田、3位で25歳の大城ともこの日は攻守で活躍した。試合途中から守備に就いた25歳の宇佐見を含め、前GMは若い捕手陣を競わせて扇の要をつくる構想だった。

 ところが今秋、政権交代のあおりで退任。編成権まで委ねられた原3次政権のもと、方針は大転換された。原監督は「巨人のレギュラーを張るにはずぬけた力が必要。切磋琢磨というところ」と語りつつも、現有戦力への頼りなさから経験豊富な炭谷に食指を動かす。

 さらに阿部まで4年ぶりの捕手復帰を直訴。4日夜に電話を受けて快諾した指揮官はこの日、「来季からはそうなる。本人の野球というところだと思いますよ。それほど長く現役をやれるとは本人も私も思っていない」とキャリアの“終活”の側面を示唆。投手陣を鍛える鬼軍曹役を「そこが期待するところだと言うと、慎之助に怒られるかな」とも話した。

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