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西武、浅村の流出覚悟? 個人カレンダー発売中止

 西武は5日、浅村栄斗内野手(27)が国内フリーエージェント(FA)権を行使すると発表。本人が球団に意思を伝えた。

 今季2度目の打点王を獲得した強打の二塁手の獲得に、オリックスが早くも名乗りを上げ、ソフトバンク、楽天も参戦するとみられており、争奪戦必至。西武も渡辺久信シニアディレクター(SD)が「全力で引き留める」とマネーゲームも辞さない構えだ。

 しかしチーム内では「うちのFA宣言は移籍ありき。残留した選手はいないし、宣言された時点で出ていかれるよ」との声があがり早くも諦めムードが漂っている。

 かつてはFA宣言した上での残留を認めていなかったが、2013年オフの涌井秀章(現ロッテ)、片岡治大(現巨人2軍コーチ)のときから、“宣言残留”OKの姿勢に方向転換。ところが前出の2人以降も、流出は止まらない。

 球団の流出覚悟の姿勢が、来季のカレンダーにも反映されているのか。浅村の個人カレンダーが、一旦は通販サイトなどに出品され「2019」と入ったサンプル版まで掲載されていたが、現在は発売中止となっている。

 今季は秋山、源田とともに浅村の個人用も発売。来季は秋山、山川、源田、栗山の個人用が発売されるだけに、優勝に貢献した主将のものがないのは、なんとも不自然といえる。

 また球団カレンダーは壁掛け用、卓上用ともに、1月はポスティングシステムでメジャー移籍が濃厚な菊池雄星投手(27)と、同じくFA移籍の可能性が高い炭谷銀仁朗捕手(31)。今年はシーズン真っただ中の6月だった浅村は、卓上用が2月、壁掛け用は3月に登場する。

 ある球団関係者は「もしもヨソに移籍した選手がシーズン中に出ていたらおかしいから、いなくなる可能性がある選手は開幕前の早い時期にしている」と説明する。

 ちなみに壁掛け用カレンダーは、一昨年の1月は楽天にFA移籍した岸。昨年の1月は巨人にFA移籍した野上と、ポスティングシステムでパドレスに移籍した牧田だった。何ともわかりやすい。(塚沢健太郎)

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