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【江尻良文の快説・怪説】ソフトバンク・王会長“V9巨人超え”宣言!「優勝が当然というチームになった」 (1/2ページ)

■渡辺主筆も「今の時代では無理」

 平成最後の日本シリーズを制し、レギュラーシーズン2位からの“下克上”日本一を達成したソフトバンク。日頃から孫正義オーナー(61)が「V9巨人超えのV10」を掲げてきたが、王貞治球団会長(78)は高らかに“実質巨人超え”を宣言した。

 「巨人のV9はドラフトのなかった時代。平成になって7回も日本一ということになれば、それは大したことだと思う」

 王会長はこう断言する。1965(昭和40)年から73(同48)年までの巨人の9連覇は、現役時代の王会長と巨人・長嶋茂雄終身名誉監督の“ONコンビ”が原動力となって成し遂げた偉業だけに説得力は十分だ。

 ソフトバンクは最後のチャンスを生かし平成通算7度目の日本一を達成。6度の巨人を上回り単独トップで終えた。

 確かに、V9巨人はドラフトのなかった時代で、北は北海道、南は九州、沖縄まで球児たちは誰もが巨人に憧れ入団を目指した。巨人も有望選手を取り放題。ONコンビも例外ではなかった。

 読売グループの総帥、渡辺恒雄氏(読売新聞グループ本社代表取締役主筆)もこう認めたことがある。

 「V9はドラフトのなかった時代だからできたというのは、事実だろう。今は無理だな。でもV5、V6くらいはやってもらわないとな」

 そして、王会長は秋山幸二前監督、工藤公康現監督をこうたたえる。「オレの(監督)時代と違って、秋山、工藤と、優勝するのが当然というチームになった」

 確かに1994年にダイエーの監督に就任した当初は、悪戦苦闘。南海時代から万年Bクラスの弱小球団に染みついた負け犬根性を一掃するのに、時間がかかったからだ。就任以来3年連続Bクラス。チームバスへ生卵が投げつけられる事件まで起こった。

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