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【藪恵壹 藪から棒球】各球団ドラフト採点 “甲子園スター”獲得の中日、日本ハムに95点 阪神「育成」に疑問で40点 (1/2ページ)

 25日のドラフト会議に取材で足を運びました。独特の緊張感が漂う会場を見ながらふと、自分が25年前(1993年)に1位指名されたころを思い出しました。

 私なりに各球団の指名を採点すると、日本ハムと中日が最高。吉田輝星投手(金足農)をはじめ甲子園で活躍したスターを4人指名した日本ハムは大収穫ですが、特筆すべきは、今季も6年連続Bクラスに終わった中日でしょう。

 1位は4球団競合の末、相思相愛といわれていた地元・岐阜出身の根尾昂内野手(大阪桐蔭)の交渉権を獲得。同2位の梅津晃大投手(東洋大)は荒削りですが、注目は同4位の石橋康太捕手(関東第一高)。正捕手が定まらない中、次代を託そうというビジョンが明確です。近年、チームは低迷していますが、来季浮上するチャンスがあるなと感じています。

 広島、西武、ソフトバンク、ロッテも野手、投手のバランスと、素材の良さが光ります。

 近年、球界全体的に「育成志向」が強まっていますが、特に広島は育成に強い自信と誇りを持っている球団です。1位の小園海斗内野手(報徳学園)を含め、好素材ばかりを狙い打ち。確固たる料理法はあるわけで、アラサーのタナキクマルの次代を担う選手を着実にそろえつつあるなと感心しました。

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