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【江尻良文の快説・怪説】ソフトバンク、真価問われる「第2先発制」 王会長は太鼓判も… (1/2ページ)

 「こういう試合になるかね」

 ソフトバンク・王貞治球団会長(78)はため息をつきながら球場をあとにした。

 30日の第3戦はワンサイドの圧勝のはずが、9対8の冷や汗たっぷりの辛勝。なんとか1勝1敗1分けの五分に戻し、第4戦以降、いよいよ短期決戦用の“第2先発システム”の真価が問われる。レギュラーシーズンでは主に先発として起用された武田翔太(25)、石川柊太(26)両投手をリリーフで試合中盤から投入。シーズン2位からクライマックスシリーズ(CS)を勝ち上がることができたのは、紛れもなくこのシステムのおかげだった。

 敵地マツダスタジアムでのシリーズ第1戦では、2人そろって登板した。2点を追う5回の攻撃では2死二、三塁で先発投手の千賀に打順が回り、代打デスパイネを起用。二塁内野安打と敵失で同点とした。その後は武田、石川をつぎ込んで相手の攻撃の芽を摘んだが、味方打線も勝ち越し点を奪えず、延長12回引き分けに終わった。

 第2戦は1対5の完敗で出番無し。そして第3戦では、武田は7回の1イニングを無失点に抑えたが、後続が打たれ、あわや大逆転負けの危機に追い詰められたのだった。

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