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【清水満 SPORTS BAR】米ゴルフツアーの繁栄は“タイガーノミクス”から始まった (1/2ページ)

 先週の米国選抜vs欧州選抜「ライダーカップ」(仏ル・ゴルフ・ナショナル)を最後に、2017-18年の米ゴルフツアー全公式日程が終了。タイガー・ウッズも代表として12年以来3大会ぶりに出場し、存在感を示した。

 タイガーの復活劇が、今季の全てである。最終戦の「ツアー選手権」で5年ぶりの通算80勝。最終日、山のような大ギャラリーが最終18番のフェアウエーになだれ込んだ。すごい熱気だった。

 数字が示す。全米のテレビ視聴率は5.21ポイントで瞬間最大は7.19P。米国は%でなくP制で表示し、4.0Pを超えると高視聴率という。日本でもおなじみの超人気ドラマ「24」が7-10Pというからそれに匹敵するというわけだ。

 米ツアーの繁栄は、タイガーが創造してきたといっても過言ではない。

 1990年代前半まで日米ツアーの差はほとんどなかった。90年を例にとる。日本の賞金王は尾崎将司で約1億2900万円、米はグレッグ・ノーマンで約116万ドル。日本円で約1億3100万円でほとんど変わらなかった。

 ところが90年代後半、タイガーの出現で賞金総額は急上昇。昨年の賞金王J・トーマスは約992万ドル(約11億2000万円)、日本の宮里優作は約1億8300万円と格差が出た。

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