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0-10で大敗…ホームで勝てない阪神「どんな采配してるんや!」恐れる電話抗議

 いまや本拠地が“鬼門”だ。阪神は1日も甲子園で横浜DeNAに0-10で大敗。今季甲子園で36敗目。1995年に記録した不名誉なワースト記録(38敗)まであと「2」に迫った。

 巨人とのクライマックスシリーズ(CS)進出を激しく争うDeNAとの勢いの差は歴然。終わってみれば拙攻で二塁すら踏めず、投手陣は中継ぎを含めて10失点。CS圏内の3位までのゲーム差は「4」に広がった。金本知憲監督(50)は1安打で今季12度目の零封負けに「見ての通り。やっぱり打てない」と吐き捨てた。

 昨オフ、指揮官は新たに3年契約を結んだが、この日を終えて59勝72敗2分け、勝率・450。リーグ4位に終わった1年目の成績(64勝76敗3分け、同・457)を下回る可能性も出てきている。球団関係者は「この世界は契約なんてあってないようなモノであることは誰もが理解している。1年目の成績を下回ることは絶対にできないだろう」。それ以上に球団が恐れているのは今後、熱狂的なファンから強烈な「抗議電話」が再び殺到すること。

 勝率5割で乗り越えた夏恒例の長期ロード直後、チームは8月28日から甲子園でヤクルト相手に3連敗。「ちょうどあのころが一番ひどかった。『どんな采配してるんや!』とか、批判の電話が鳴り止まなず仕事に支障が出かねない状況だった」。最近はおさまっていたというが、この日の惨敗に「二の舞いを演じかねない」とおびえている。気がつけば、自力CS進出消滅は目の前だ。(山戸英州)

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