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【清水満 SPORTS BAR】DeNA圧巻ルーキー・東克樹「制球が乱れても、気持ちは乱れない」 (1/2ページ)

 先週、東京ドームに足を運んだ。19日の巨人vsDeNA戦。かつて“常勝軍団”と呼ばれていた時代に、拙稿は巨人担当をしていた。だから“いま”が気になる。

 4年連続V逸…。まだクライマックスシリーズ(CS)という望みもある。巨人を含めた3位以下の4チームが僅差で争う。借金生活とはいえ、CS進出を諦めるわけにはいかないはずだが…。

 試合前、ベンチを覗いた。意外に明るく振る舞う選手の姿があったが、どこか緊張感に欠けていたような雰囲気…。首脳陣らは目をつり上げ、難しい顔をしていたけど、それがかえって“ポーズ”にしか思えないように見えたのは、気のせいだろうか。

 かつて長嶋茂雄政権時代には、節目の試合では『皇国の興廃この一戦にあり』的なムードがあった。チームが同じ方向を向いていた。時には殺気立ち、それが『メークドラマ』、『メークミラクル』などで逆境をはね返してきた歴史があった。

 ところが…。その夜巨人はあっさり“天敵”にやられた。DeNAのルーキー左腕・東克樹投手に7回2死まで“完全”を許し結局、8回をわずか1安打、1点を奪うのがやっとだった。

 東には「開幕から5戦5勝」を許した。関係者は「対策はいろいろやっている」と。その夜、全員右打者を並べての“左投手対策”があったが、結果は絵に描いた餅、無残であった。

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