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貴乃花親方、退職届提出で“第3の乱”発展も 協会は“再告発”に戦々恐々 (1/3ページ)

 大相撲の貴乃花親方(46)が25日、日本相撲協会に対して退職届を提出した。24日にホームページで退職を示唆するメッセージを掲載していた。協会は7月の理事会で、全親方に5つある一門のどこかに所属することを求めたが、現在貴乃花親方だけは無所属。今月27日の理事会までに受け入れ先が決まらなければ協会員の資格を失うことになり、貴乃花親方は自ら身を引くことを決意したようだ。貴乃花親方は昨年11月九州場所中、当時の横綱日馬富士による貴ノ岩への暴行が明らかになって以降、協会執行部に敢然と反旗を翻した経緯があるだけに、この騒動が新たな“貴の乱”の幕開けとなる可能性もある。

 23日に千秋楽を迎えた大相撲秋場所では、8場所連続休場をへて復帰した横綱稀勢の里(32)が2ケタの10勝を挙げ、関係者はホッと胸をなでおろしたが、その裏でとんでもない火種がくすぶっていた。

 8月に開設された「貴乃花応援会」のホームページで24日、貴乃花親方自身が「千秋楽迎え、貴乃花部屋を支えて下さる皆様へ」と題した文章の最後に、何とも意味深長な言葉をつづったのだ。

 『皆様長らく貴乃花を応援してくださりありがとうございました。厚く御礼申し上げるとともに、弟子たちを今後、末永く応援賜りますように何卒宜しくお願い申し上げます。 貴乃花』

 貴乃花部屋には、小結として秋場所で9勝を挙げた貴景勝、前頭13枚目で10勝の貴ノ岩ら、将来有望な力士が所属しているが、この文面を見る限り、貴乃花親方は弟子を別の部屋に移籍させた上で、自身は協会を去る決意とも受け取れる。

 貴乃花親方は一連の騒動で、理事から平年寄まで降格。5月の夏場所からは、おとなしく勝負審判を3場所務めていた。審判として登場すると館内に大歓声が巻き起こり、相変わらずの人気を示した。

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