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強いのか弱いのかワケ分からん…稀勢の里、相撲勘戻らず「あと3日あるから」 (1/2ページ)

 ■12日目=20日、東京・両国国技館

 8場所連続休場から進退をかけて出場している横綱稀勢の里(32)=田子ノ浦=が関脇御嶽海(25)=出羽海=を寄り切りで下し、9勝目を挙げた。

 稀勢の里は「あと3日あるから」と一言だけ発したが、阿武松審判部長(元関脇益荒雄)は「今日の相撲はよかった。四つになれば力が出る。重みが出てきた」と評価した。

 相手の御嶽海は名古屋場所で13勝を挙げて優勝し、今場所が大関とりだったが、これで6敗目となり、阿武松審判部長は「やり直しということです。また積み重ねないといけない」と明言。九州場所へ持ち越しにもならず、稀勢の里が昇進を阻止した形となった。

 今場所の稀勢の里は、大関栃ノ心や御嶽海を撃破したかと思えば、11日目には負け越しにリーチがかかっていた関脇逸ノ城にいいところなく完敗。6日目は西前頭2枚目の千代大龍、8日目は小結玉鷲と、ともにそれまで全敗だった相手に敗れ、強いのか弱いのか、ワケがわからない。

 もちろん、全敗力士に取りこぼしているようでは横綱として話にならないが、貴乃花親方は「精神力だけでやっているところがあるので、ふとしたことで負けてしまう。これは仕方のないことなんです」と説明。自身が7場所連続から復活した場所も、2日目に旭天鵬、5日目に琴龍に金星を献上しており、この辺りは休場明けで相撲勘が鈍っていることが影響しているとみられる。

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