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“壊れていく”巨人…CS黄信号でも危機感なし 高橋監督、就任後初めて会見を拒否 (1/2ページ)

 巨人は3年契約最終年の高橋由伸監督(43)に続投方針が示され、クライマックスシリーズ(CS)進出に黄信号がともってもなお、ナインに危機感は薄い。目標を失ったチームはどこまで壊れていくのか。

 またしても天敵にひねられた。

 19日の横浜DeNA戦(東京ドーム)の相手先発は昨秋ドラフト1位の左腕・東(立命大)。前回対戦では史上初の「デビューから巨人戦4戦4勝」の達成を許した。この日も攻略どころか、7回2死まで走者を1人も出せず。東はわずか100球で8回を投げ切り、ソロ本塁打の1安打のみ1失点で記録を更新した。

 巨人は今季データ部門の強化を打ち出し、1月に戦略室から改称した「スコアラー室」の室長に鹿取GMが自ら就任した。各球団に専任スコアラーを置き対策を練ったが、同じ相手になすすべなくやられ続け、同GMも「やるしかないですね」と言葉少なだ。

 元巨人ヘッドコーチで本紙評論家の須藤豊氏は「東はさほど球種のある投手でもないのに、打者に何の工夫も見られない。データがあっても消化する力がベンチ、選手にないのかもしれない。それ以上に、選手の覇気のなさが一番の問題だ」と強い懸念を示す。

 この1敗で1997年以来21年ぶり、今世紀では初の東京ドームでの負け越しが決まった。借金も今季最多の「8」となったが、何より重大なのは、残りが5試合も多いDeNAに0・5ゲーム差に迫られたことだ。2年ぶりのCS出場を目指すなら、絶対に落とせない一戦だったはずだが、試合前練習からナインに張り詰めた決戦ムードは感じられなかった。

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