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【田代学 ダッグアウトの裏側】“万年最下位”アスレチックスの快進撃は予想できなかった! (1/2ページ)

 米大リーグではア・リーグはほぼ決着がついた。16日(日本時間17日)時点の地区1位は東からレッドソックス(マジック2)、インディアンス(決定)、アストロズ(同9)で、ワイルドカードはヤンキースとアスレチックスだろう。

 私の開幕前の順位予想で大外れだったのは、西地区で4年連続の最下位にしていたアスレチックス。「できるだけ多くの試合を勝っていくだけだけ。マジックナンバーは関係ない」とメルビン監督は、まだアストロズを逆転しての地区優勝をあきらめていない。

 後半戦はここまで35勝17敗(勝率・673)の快進撃。名門ハーバード大出身のフォーストGMが編成した若手中心のチームが開花した。

 打線は長打力があり、チーム本塁打数がヤンキースに次ぐ2位。その筆頭が両リーグトップの43本塁打を放っている指名打者のクリス・デービス(30)だ。身長180センチ足らずの右打者だが、3年連続の40発以上はオークランドに本拠地を移転した1968年以降の球団記録。あのカンセコ、マグワイア、ジアンビを上回る量産を続けている。

 救援陣も素晴らしい。先発投手を除いた防御率はアストロズに次ぐ3・25。抑えのトレイナンは7勝2敗37セーブで、防御率は0・85。ファミリア、ロドニーという元セーブ王もおり、1点差試合の勝率・707はメジャー30球団トップだ。

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