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広島の連敗脱出を演出 菊池が新井に「絶対に渡したかった」モノ (1/2ページ)

 広島はプロ20年目のベテラン新井が今季限りでの現役引退を表明した5日以降、白星なしで今季ワーストの6連敗。その暗雲を切り裂いたのは、弟分の菊池涼介内野手(28)だった。

 12日の横浜DeNA戦(マツダ)で4打数4安打4打点の大活躍を演じ、連敗ストップに貢献。1点を追う5回には左越えへ同点13号ソロを放った。

 本塁打を打った選手に贈られるチームマスコット「スラィリー」のぬいぐるみは、「絶対に渡そうと」心に決めていた新井に無事手渡し、「目標を達成できてよかった」とはにかんだ。

 7回にはしっかりと投犠打を決めて丸、鈴木誠、松山の3連続適時打を呼び込み、8回には自らのバットで左中間突破の3点2塁打と大暴れ。試合途中には雨のため25分の中断を挟んだが、集中力を切らさず、「(4安打は)たまたま。こういう日もあるでしょう」と冷静に振り返った。

 今季も超絶華麗な二塁守備を連日披露しているが、打つ方は今季打率・243(12日現在)と本来の調子からほど遠い。

 復調のための験担ぎの意味もあったのだろう。この日、試合前練習を球場に隣接する室内練習場で終え、一塁側ロッカールームへ戻る際、三塁側ベンチ裏で2017年ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表のチームメートだったDeNA・筒香と遭遇。同僚の丸と本塁打王のタイトルを争っている後輩に、「最近調子いいよね~」と声をかけながら、鍛え抜かれたむき出しの二の腕を何度もつねった。逃げ回る後輩にニンマリしながら、最後はグータッチ。「今日は何かリラックスできたわ。これで調子が出てきそうや!」と吉兆ととらえていた。

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