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【田代学 ダッグアウトの裏側】62年ぶり、史上6人目の偉業“MLB3冠王”に迫る男 (1/2ページ)

 米大リーグのレギュラーシーズンは残り20試合を切った。個人タイトル争いで、62年ぶりの「MLB3冠王」に向けてラストスパートを期待しているのが、レッドソックスのJ・D・マルティネス外野手(30)だ。

 直近の3冠王は、2012年の「ア・リーグ3冠王」ミゲル・カブレラ(タイガース)だが、打撃3部門で両リーグを通じ1位の「MLB3冠王」となると、過去に5人しかいない。1909年のタイ・カッブ、25年ロジャース・ホーンスビー、34年のルー・ゲーリッグ、42年のテッド・ウィリアムズ、56年のミッキー・マントルで、全員がのちに殿堂入り。マルティネスには史上6人目の偉業を達成するチャンスがあるのだ。

 打撃3部門の今季成績は、ア・リーグがナ・リーグを圧倒。MLB3冠王のライバルはナ・リーグにはいない。開幕から8月まで月間20打点以上を続け、9日(日本時間10日)終了時点で断トツの117打点。打率・332で、首位打者争いは同僚のムーキー・ベッツ(・341)との一騎打ちになっている。39本塁打は、アスレチックスのクリス・デービスに2本差の2位だ。

 8月は、ア・リーグ月間MVPを受賞するほど絶好調。「チームが好調だし、選手同士で技術面や相手投手の攻め方について意見交換をしていることがプラスになっている」。ダイヤモンドバックス在籍の昨年9月にもナ・リーグの月間MVPを受賞しており、終盤の固め打ちでMLB3冠王に輝く可能性はある。

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