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【zak女の雄叫び】《zak女の雄叫び お題は「残」》被災地を照らす日本ハム選手たち

 プロ野球のシーズンも残り30試合を切った9月6日の未明。北海道胆振(いぶり)地方を震源とする最大震度7の地震が発生した。北海道を本拠地に持つ日本ハムナインは、前日5日に旭川市で行われた西武戦後にバスで札幌に移動していた。次戦に備えて、6日に空路で仙台市に移動する予定だったが、新千歳空港が地震の影響で終日閉鎖に。移動する見通しが立たなかったため、7日の楽天戦(楽天生命パーク)の中止が決まった。

 地震の影響では、北海道全域が停電するブラックアウトが発生。約15人の選手が泊まっていた札幌市内の球団合宿所でも、地震の翌日まで停電と断水が続いた。ガスは使えたものの遠征する予定の期間だったこともあり、満足な食事は取れず。停電の影響で室内練習場が使えず、練習ができない状態だったが、選手たちに悲壮感はなかった。

 6日夜は懐中電灯5個とロウソクの明かりで、トランプや怪談話をするなどして一夜を過ごしたという。球団関係者は「怒ったり、いらだちもなかった。電気は付かなかったけれど、選手たちは明るかった」と振り返っていた。

 地震の影響で11日から予定されていた札幌ドームでのロッテ2連戦は中止となったが、14日のオリックス戦(札幌ドーム)は現時点で実施する予定だ。

 震災を乗り越えた選手たちが、被災地に明るい光を照らすだろう。(A)

【zak女の雄叫び】取材や日常…。女性記者21人が月ごとのキーワードで本音を綴るリレーコラムです。9月のお題は「残」です。