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【神谷光男 スポーツ随想】“ドン”山根前会長、“神様”尾畠春夫さん、“女帝”塚原本部長… 良くも悪くも“夏枯れ”吹き飛ばした「70代の奮闘」 (1/2ページ)

 この夏は酷暑の中で、70歳代が“夏枯れ”を吹っ飛ばしてメディアを大いににぎわしてくれた。

 疾風のごとく現れ「わしは歴史に生まれた歴史の中の男や」などと、数多くのわけのわからない迷言を残し、疾風のごとく去っていった日本ボクシング連盟の山根明前会長(78)。

 山口で行方不明になった2歳児を発見し、日本中に一陣の涼風を吹かせたボランティアの“神様”尾畠春夫さんも同じ78歳。そして、行く夏を惜しむように登場したのが、貫禄十分の体操界の“女帝”だった。

 塚原千恵子・日本協会女子強化本部長(71)。2日になって非を認め、宮川紗江選手(18)に直接謝罪を希望する声明を発表したが、一時は孫のような年頃の宮川選手から「パワハラを受けた」という訴えを受け、「黙ってないわよ。お金を使ってでも勝てるところまでやる」と年がいもなくファイティングポーズをとった。

 「あの、マドンナの小田千恵子がねえ…」と、スポーツ好きの古い友人が苦笑した。いまでこそ大層ふくよかな体形だが、女子体操で団体4位に入った1968年メキシコ五輪のメンバーの頃はもちろんスリムで、そそとした美人で知られ男性ファンも多かった。

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