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【福島良一 メジャーの旅】大谷の“デッドセンター弾”に期待 (1/2ページ)

 ついに、復帰登板が決まったエンゼルス大谷翔平投手。すでにベーブ・ルース以来99年ぶりの同一シーズン4勝&15本塁打をマーク。とりわけホームランの飛距離と打球方向に注目してほしい。

 8月30日(日本時間31日)現在、なんと15本塁打中7本が中堅方向。今季メジャーでクリス・デービス(アスレチックス)、ブライス・ハーパー(ナショナルズ)、クリスチャン・イエリチ(ブルワーズ)らの10本に次ぐ数字だ。

 しかも、ア・リーグ本塁打王争いトップタイのデービスは39本中10本、ハーパーは30本中10本、イエリチは26本中10本。それに対し、大谷はセンターへ2本に1本近いペースで打っている。

 ちなみに元祖二刀流ルースは通算714本塁打のうち、中堅への一発が22本しか記録されていない。1923年の開場当初のヤンキースタジアムは本塁からライトまで88・9メートルしかなく、逆にセンターまで149・4メートルもあったのが災いした。

 それ以前、20年にレッドソックスからヤンキースに移籍した当時、ジャイアンツから間借りしていたポログラウンドもセンターまで異様に深く147・2メートルあった。まさに米国の実況アナウンサーが使う、センター最深部の「デッドセンター」という言葉の響きがピッタリだ。

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