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G沢村残酷ショー、5点リードの8回…高橋監督“絶句” 上原、マシソン、カミネロ「勝利の方程式」崩壊 年俸総額10億円で2勝14敗の大赤字 (1/2ページ)

 巨人の救援陣がズタボロ。現状の沢村拓一投手(30)を勝ち継投のマウンドに送るのは、もはや残酷ショーの域だ。

 勝率5割復帰をかけた26日の阪神戦(東京ドーム)は、故障から1軍復帰し2戦目の坂本主将が適時打、復帰戦のゲレーロが11号ソロ、若き4番岡本も25号2ランと、G党にはたまらない展開に。ところが5点リードで迎えた8回、高橋監督に「何と言っていいのか分からない」と絶句させる逆転劇が始まった。

 最高の日曜から絶望へ突き落としたのは、3番手で登板の沢村だった。梅野に2ランを浴び、なお2死一塁から連続四球。ベンチは続投させたが、途中出場の俊介にカウント0-1から投じた内角カットボールを中前に運ばれ1点差。

 「1ストライクを取った時点で、次にボールが投げられるのに投げきれない弱さ、技術のなさ。ストライクを取るのに、いっぱいいっぱいの投球をしているようでは、こういう結果になる」

 完全に自信を喪失し、自らを断罪する敗者の弁だ。ほんの数年前、仁王像のようにマウンドに君臨した守護神時代の威光は消えうせた。走者を一、二塁に残して降板後、4番手の池田が逆転打を許し、沢村に今季6敗目がついた。4安打、2四球の6失点で防御率は5点弱まで悪化した。「チームの勢い、流れをすべて僕のせいで止めてしまった。反省以上の言葉があったら…」。言葉に詰まる姿は痛々しいほどだった。

 開幕時に4投手で構想していた“勝利の方程式”は見る影もない。不振で2軍に落ちていた上原は、この日の1軍復帰登板を1回無失点で抑えたが、故障で2軍調整中のマシソンとカミネロは、近日中に渡米して精密検査を受けることが判明。今季中の復帰も不透明となった。唯一1軍でフル回転してきた沢村も青息吐息。4人合わせて年俸10億円(推定)で2勝14敗は大赤字だ。

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