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【西本忠成 トラとら虎】藤浪、2軍でも炎上…ショック隠せず 首脳陣「いまのままではアテにできない」

 不振のため2軍で調整中の阪神・藤浪晋太郎投手(24)の1軍復帰が、当分見送られることになった。

 降格後2度目の先発となった15日のウエスタン・リーグのソフトバンク戦で、5回7安打5失点と炎上。首脳陣は「内容的にも1軍に昇格できる状態まで戻っていない」と手厳しかった。

 失点の全てに四球が絡み、球団OBは「計9奪三振でも分かるように球威は衰えていないが、制球難は相変わらず。投球フォームのバランスを崩す欠点は解消されていない」と分析する。

 藤浪自身もショックを隠せない。降格後初先発した4日の同リーグのソフトバンク戦では7回1失点の好投。安定感を持続すれば1軍復帰の可能性が高まったはずだが、これで全くメドが立たなくなり、「しっかり練習するしかありません」と言葉少なだった。

 1軍の優勝は絶望的で、目標をAクラス入りに切り替えようとしているが、先発ローテで信頼できるのはメッセンジャーと岩貞くらい。「シーズン最終盤に10連戦が予定されるなどキツイ日程が控えており、首脳陣は切り札として藤浪に期待しているが、いまのままではアテにできない。これまでの“2軍で好投、1軍では乱調”の繰り返しで疑心暗鬼を招いており、仮に好投しても昇格の判断は難しい」と先のOBは頭を抱えている。(スポーツライター・西本忠成)

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