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不正疑惑のボクシング連盟、現理事が総退陣へ 来月8日に臨時総会

 一連の不正疑惑のため山根明前会長(78)が辞任した日本ボクシング連盟が、新理事の選出などに向け、9月8日に臨時総会開催を最終調整していることが17日、関係者の話で分かった。一連の混乱による責任を取り、現職の理事全員が退任する意向を固めているという。

 助成金の流用疑惑や審判の判定問題など一連の不正疑惑を告発した「日本ボクシングを再興する会」は、新理事らの人事案を検討している。

 新体制発足に向けて日本連盟側は「再興する会」との協調路線を模索しているが、「再興する会」側は現体制の刷新を求めており、連盟側は理事の総退陣が必要と判断したもようだ。

 元暴力団組長との50年以上にわたる交友関係を認めて強い批判を受け、会長辞任に追い込まれた山根氏はその後、関西連盟と奈良県連盟の役員と会員も退任。ボクシング連盟への関与を全て断つ意思を示している。

 新会長は20人以上30人以内で構成される新たな理事によって選ばれる。会長と理事から「山根派」が一掃されれば、ボクシング連盟改革へ前進することとなりそうだ。

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