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【プロキャディーXのつぶやき】完全復活劇へのプロローグ? タイガーチャージを満喫した全米プロ

 今週の月曜日は、寝不足の人が多かったに違いない。俺は期待で寝付けず、早朝3時前からテレビにかじりついていた。

 今季最後のメジャー「全米プロゴルフ選手権」。10年ぶりのメジャー制覇に向け、タイガー・ウッズ(米国)が首位と4打差6位、最終組の2組前でティーオフ。惜しくも2位に終わったが、ゴルフファンはタイガーチャージを満喫したはずだ。

 やっぱり千両役者はひと味も、ふた味も違う。不倫騒動、離婚、計4度の腰の手術など人生のトラブルが連続。不振が続いていたが、今年は試合を重ねるごとに調子を取り戻し、3月のバルスパー選手権2位をはじめ、全英オープンは一時首位に立っての6位。

 今大会も復活Vとまではいかなかったが、最終ホールで6メートルのバーディーパットをねじ込み、ガッツポーズで雄たけびを上げる姿は無敵の王者そのもの。メジャー最終日に64の自己ベストスコアなんて、やっぱり期待を裏切らない。大ギャラリーも大歓声だった。勇気を与えてくれる。

 「やじるギャラリーは1人もいなかったし、選手をリスペクトする念にあふれていた。いつもそんな大観衆の前でプレーしたい。選手冥利に尽きる」とタイガー。昨年末の世界ランキングは656位だったが、今季未勝利ながら、26位にまでジャンプアップした。

 米ツアーはプレーオフシリーズに突入するが、タイガーはここから大活躍して、2018年ツアーを締めくくる予感も抱かせる。完全復活劇へのプロローグだったように思えてきた。

 同一年に全米オープンと全米プロを制したブルックス・ケプカ(米国)は史上5人目の快挙だが、タイガーの猛チャージの方が頭に刻まれた。やっぱりタイガーは現役のレジェンドだ。

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