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“山根劇場”ついに幕 関西・奈良県連役職も辞任

 告発状の提出から20日間に及んだ“山根劇場”がついに幕を閉じた。日本ボクシング連盟は15日、山根明前会長(78)が関西連盟と奈良県連の会長および理事、そして会員に至るまで全役職を辞任すると発表した。これまでアマチュアボクシング界を横行してきたドン・山根が完全に去り、アマチュアスポーツの本来の姿を取り戻す第一歩になった。

 山根氏は15日午前、約1時間に渡って吉森照夫専務理事と面談し、謎を深めた8日の「辞任声明」について、発言意図を具体的に確認。日本連盟に一切関与をしないことで一致したという。

 告発状を提出した「日本ボクシング界を再興する会」の鶴木良夫会長(68)は「一定の目的は達成されたが、これからが大変だ」と気を緩めない。再興する会は告発状の提出当初から、山根氏の排除に加え“山根一派”とされる理事全員の辞任を求めてきたからだ。

 再興する会は今年度の日本連盟を滞りなく運営することに尽力し、山根氏に対する刑事告訴は行わない方針だ。

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