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ドン・山根氏に引導秒読み 刑事告訴へ着々…派閥一掃へあらゆる手段行使 (1/2ページ)

 助成金流用やグローブの独占販売、マージャン賭博など数々の疑惑が指摘される日本ボクシング連盟の山根明元会長(78)。その疑惑を解明し、正すため「日本ボクシングを再興する会」が刑事告訴の準備を進めていることが15日、分かった。関係者が夕刊フジに明かした。日本連盟の要職を辞任しても関西連盟の会長として影響力を持ち、逆襲の機会をうかがうドン・山根を連盟から“抹殺”し、健全なスポーツ環境を取り戻すのが狙いだ。

 山根元会長が奈良県連盟の会長を務めていたことから、試合になると同県の選手が有利な判定を受ける「奈良判定」。公正であるべき試合の判定を覆す不当な圧力を、複数の関係者から指摘されながらも、解明は一向に進んでいない。

 第三者委員会も設立予定とされるが立ち上がる気配はなく、山根氏は日本連盟の会長、理事こそ辞職したものの、関西連盟の会長職にとどまり、うやむやな状況が続いている。

 18日には大阪市の体育館で小中学生の日本一を決める大会「全日本UJボクシング王座決定戦」が開かれるが、ここに山根氏が来る可能性が指摘されている。

 さらに同日からインドネシアでアジア大会が開催され、助成金流用問題で日本連盟から3等分するよう指示された成松大介(28)らが、金メダルを目指して出場する。だが、この大会にも山根派である樋山茂常務理事がチームリーダー、高見公明理事が監督として同行するという。

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