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“三日天下”の巨人新守護神・アダメス 高橋監督「今いる投手でやるしかない」

 勝ちパターンの継投が半壊状態の巨人。4日の中日戦から抑えに回ったサムエル・アダメス投手(23)が、3度目のセーブ機会での登板で早くも黒星を喫した。

 14日のヤクルト戦(神宮)で沈黙を続けた打線は、4点を追う8回2死から岡本の適時打で反撃開始。2死満塁から代打阿部の三塁後方への飛球が風に流され、幸運なポテン二塁打となり一気に同点。さらに代打長野の適時打で勝ち越した。

 だが、真夏の大逆転劇はぬか喜びに。1点リードのまま9回に登板したアダメスが誤算だった。連続安打などであっという間に1死二、三塁のピンチ。申告敬遠で塁を埋め、川端に対し「併殺打を取りにいく作戦だった」が、力んで2球連続ですっぽ抜けた。ストライクを取りにいった3球目の内角直球を狙い打たれ、右越え適時二塁打で逆転サヨナラを許した。

 計10億円の救援カルテットのうち、カミネロと上原が不振で、マシソンも故障で2軍落ち。残る沢村も制球難で守護神から降格となり、6月に育成契約から支配下登録されたばかりのドミニカ共和国人右腕に白羽の矢が立った。だが年俸わずか約620万円の格安守護神誕生とは虫がよすぎたか。翌日からの継投策で頭が痛い高橋監督は「今いる投手でやるしかない」と苦虫をかみつぶした。(笹森倫)

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