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大谷、新人王争いで3位 「開幕直後はぶっちぎり状態だったが…」

 右肘の内側側副靱帯損傷からの投手復帰を目指すエンゼルスの大谷翔平(24)。13日(日本時間14日)には、故障後初めてブルペンで捕手を座らせ、カーブ、スライダーを交えて33球を投げ、「一つステップを踏めた。感覚も良かった。気持ちとしては今すぐ投げたい」と復帰への手応えを感じた様子だった。

 今後は球数を増やし、打者を相手に実戦形式の登板に臨む見込み。ただ、一足飛びに試合のマウンドに上がるというわけにはいかず、米スポーティングニュース誌は「今季中の復帰登板にまた1歩近づいた。スピードは一番いい時の70%程度だった」。ロサンゼルス・タイムズ紙は、「(伝家の宝刀である)スプリットはまだ投げなかった」と慎重な報道が目立った。

 大谷は6月6日のロイヤルズ戦後に右肘の張りを訴え、「PRP注射」の治療を受けた。2014年に同じ右肘靱帯の部分断裂が判明したヤンキースの田中将大投手(29)は、投球練習を再開してから、復帰まで約1カ月を要している。

 故障が長引いたのは賞レースには大きなマイナスだった。MLB公式サイトは14日(同15日)、今季のルーキー・オブ・ザ・イヤー(新人王)争いの途中経過をリポート。ア・リーグは1位ヤンキースのグレイバー・トーレス二塁手、2位は同僚のミゲル・アンドゥーハ三塁手で、大谷は3位の評価。

 「開幕直後は大谷がぶっちぎり状態だったが、6月に右肘を痛めてから大きく後退した」と評価されている。二刀流復帰に時間がかかったメジャー初年度は、やはり右肘故障が痛恨だった。

 大谷は14日、DH制のないインターリーグのパドレス戦で先発オーダーから外れた。

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