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ボクシング連盟が取材自粛要請 山根会長辞任もアジア大会に“一派”同行…体質改善ほど遠く

 日本ボクシング連盟の会長と理事を辞任した山根明氏(78)だが、その神通力は、まだまだ連盟を覆っている。13日には連盟が公式ホームページで辞任を通達したが、一方で山根氏への取材自粛を要請する気の使いっぷり。18日開催のアジア大会にも実質的には“山根体制”で臨むなど、その影響力を払拭できていない状況だ。

 日本連盟は、告発状に対する第三者委員会を至急設けるとしているが、その時期については、大会や講習会が「目前に迫っている」と苦しい言い訳を並べ、やる気があるのかないのか。

 マスコミに対しても、「同人の年齢や判断能力、疲労のこともご考慮の上」として山根氏への取材自粛を要請。さらに週末に行われる全日本UJ王座決定戦での日本連盟や関西連盟の理事らへの取材までも自粛を求めている始末。

 関西連盟や奈良県連の役職については進退を明らかにしていない山根氏が、この大会に来場する可能性もある。マスコミよりも過去に反社会勢力との交際があった山根氏を会場に迎えるほうが、選手は動揺するだろう。

 そして18日にインドネシアで開幕するアジア大会では、チームリーダーに樋山茂常務理事、監督に高見公明理事を据えて、メダルを目指すことになる。しかし、彼らはこれまで山根氏を支えてきた“山根一派”に他ならない。

 日本連盟はうみを出し切る気はあるのか。

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