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【zak女の雄叫び】《zak女の雄叫び お題は「涼」》変わらない聖地に寄せる思い

 甲子園で高校野球の熱戦が続く中、私はプロ野球を取材。冷房がガンガンに効いたドーム球場で、汗をかくことなく取材活動をさせてもらっている。1年前はアマチュア野球担当として、甲子園にいた。1日多い日は4試合。灼熱のアルプススタンドで選手の家族を探し回り、1日に3度も下着を着替える日もあった。

 プロ野球は1日1試合。試合中は涼しい記者席で快適に過ごしているが、なぜか寂しい気持ちになっている。暇さえあれば、甲子園の速報をスマートフォンやテレビでチェック。熱戦が続いている聖地が、懐かしくなっている。

 その気持ちはプロ野球選手も同じらしい。かつてテレビ朝日系の番組「熱闘甲子園」でナビゲーターを務めた日本ハムの栗山監督は「今日負けたら終わりと思ってやっている。高校野球と同じ」が口癖になっっている。

 自身は創価高時代に甲子園に出場できなかったこともあり、思い入れが強い。今月13日の移動日を利用して甲子園で大阪桐蔭-沖学園戦を観戦。「とてもいい1日だけの夏休みをもらいました」と喜んでいた。

 日本ハムの中継ぎ左腕、宮西も大の高校野球好き。指揮官と同じく市尼崎高時代は甲子園に縁がなく、「その試合にかける熱さがある。あれだけ熱くなれるのは青春だよね。必死に向かっていく子たちが好き」と熱弁していた。

 第100回の記念大会。現場に行けないのは心残りだが、今年はプロ野球の熱さを伝えられたらと思う。(A)

 【zak女の雄叫び】取材や日常…。女性記者21人が月ごとのキーワードで本音を綴るリレーコラムです。8月のお題は「涼」です。