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【トレンドウオッチャー木村和久の世間亭事情】山根会長辞任で“ノーガード戦法”敗れたり! (1/2ページ)

 日本ボクシング連盟の山根明会長、とうとう辞任しましたね。一連の言動を見る限り、辞めないと思っていたのですが、最後は奥さんの助言で、決心したそうです。こういうコワモテの人は、家族のことを喋らないのですが、そこはファミリーを愛する男・山根明。ダテに携帯電話の着信音を「ゴッドファーザー愛のテーマ」にしてませんぞ。

 この10日ほどは、日本のマスコミは山根明祭り一色でした。山根会長の何が凄かったのか? それは、333人もの関係者や部下が連名で告発しているのに、ひとりで立ち向かったことです。普通なら精神的に参って、引きこもるでしょう。よく日大の田中英寿理事長と比較されますが、だんまりの田中理事長より、テレビで反論する山根会長の方が男気あります。内容はともかくですけど。

 山根会長のメンタルの強さは尋常じゃないです。サンドバッグ状態でボコボコに攻撃されているのに、意に介していません。これは、伝説のボクシング漫画「あしたのジョー」に登場する「ノーガード戦法」の再来でしょうか。両手をだらりと下げて、無防備の力石徹は、不気味な笑みを浮かべながら、ジョーに打ってこいと促します。

 それと同じで、マスコミの追及に対し、山根会長は全くの無防備で応戦しました。非を認めるところは認め、話をはぐらかすところはトボけて、勘違いは永遠に平行線のまま、喋りまくる姿は、感動さえ覚えます。

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