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山根氏、日大客員教授解任で田中理事長との“蜜月関係”も崩壊か!? 日大側はアメフトと違う迅速危機管理 (2/3ページ)

 側近だった連盟の吉森照夫専務理事は8日夜の記者会見で、山根氏の辞任の範囲について「(理事職を含めて)全ての関係を辞める約束だと思う」との見解を示したが、山根氏本人に「確認はしていない」。報道陣が立て続けに問いただすと、吉森氏が「しつこい。私も耐えられない」と声を荒らげる一幕もあった。

 山根会長の息子で、会長代行の昌守氏が正式に辞任表明したほか、大半の理事が辞任する意向を示したというが、会長の責任について吉森氏は「第三者委員会の検討を行ってから決めるべきだ」と強調。「私どもが理事をやめても『再興する会』の人が入るわけにはいかない。理事を決めるには総会を開かないと決められない」と牽制(けんせい)した。

 ボクシング関係者の間では「黒い交際」やワンマンぶりは公然の秘密だったという山根氏に、今年4月1日付で客員教授の職を委嘱していたのが日大だ。特別講義という形で、年に数回講義を行う予定だった。

 山根氏は50年以上にわたり、元暴力団組長との交友関係にあったことを認めており、スポーツ団体のトップはもちろん、教育者としての適格性についても疑問がもたれるのは当然で、今回の騒動を受けて「クビ」にする手続きに入った。山根氏は1度も教壇に立たずじまいとなりそうだ。

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