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山根会長、辞任を表明 妻から懇願「死ぬまで面倒見るから…」 “ワンマン会長”影響力排除できるか懸念も (1/3ページ)

 助成金の不正流用や元暴力団組長との交友疑惑が発覚した日本ボクシング連盟の山根明会長(78)が8日、「辞任」を表明した。質問を受け付けず一方的にしゃべった4分6秒の「山根劇場」。退場が決まったものの、「ワンマン会長」の影響力を排除できるのか懸念も残る。全国大会期間中、宿舎で賭けマージャンを常習的に行っていたことも判明している。連盟の再生には体質浄化が欠かせない。

 「私は本日をもって辞任をいたします」

 8日午後0時半過ぎ、大阪市内の会場に集まった報道陣を前に、山根氏は冒頭から声を張り上げた。辞任理由については、7日に妻から「私はどういうことがあっても会長を死ぬまで面倒をみていくから今、楽になってください」と告げられたことを挙げた。

 これまでメディアに登場する際、ジャージーが多かった山根氏はこの日、スーツ姿で登場。これまでの強気姿勢も影を潜め、選手に「申し訳ない」と繰り返し、声明を読み上げた後には約15秒間、頭を下げ続けた。

 だが、その後は報道陣の質問にも応じず、足早に会場を去った。途中、「辞任するということは、自身の非を認めるということか」という呼びかけには、「非ではありません」と断言。一連の問題で、山根氏が責任を感じていないことがうかがわれた。会見場に姿を見せてから立ち去るまでわずか4分6秒だった。

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