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山根会長“元側近”が辞任迫る「悔い改めろ」「自分のことを宇宙一えらいと思っとる」 (1/3ページ)

 日本ボクシング連盟をめぐる数々の疑惑で、渦中の山根明会長(78)がついに口を開いた。助成金の不正流用については「認識不足だった」と事実上、認めたものの、不正判定などその他の疑惑を否定、告発者を「受けて立つ」と反撃姿勢を見せた。これに対し、元側近で近畿大ボクシング部元総監督の澤谷廣典(さわたに・ひろのり)氏(54)は夕刊フジの取材に「『知らなかった』というだけでアウトだ」と強調、「悔い改めろ」と辞任を迫った。

 「全部が嘘だね」。フジテレビ系「プライムニュースイブニング」で2日、90分間にわたる電話インタビューに応じた山根氏は、告発状についてこう言い切った。

 地方のボクシング関係者が、山根氏を接待するために“おもてなしリスト”を申し渡していることに関して、「連盟からこういうことしなさいという文書を出したことはない。カンロ飴(あめ)なんて120円ですよ。なんのぜいたくでもない。開催県からホヤなんて食べさしてもらってませんよ」と述べた。

 「奈良判定」と呼ばれる、奈良県など関西出身選手に有利な判定が行われている疑惑についても「絶対ありません。私は一切タッチしてません」とした。

 一方、リオ五輪代表の成松大介選手への助成金240万円のうち、別の2選手に80万円ずつ流用された件については「私自身が3等分しなさいと言った」と認めたうえで、流用が禁じられていることを「知らなかった。認識不足だった」と釈明。流用された160万円は「息子が買ってくれた大事なロレックスの時計を売って」返したとした。

 山根氏は「全選手に愛を与えている。それで強くなった」と持論を展開。会長を辞任するかどうかについては「わかりませんね。それは俺の腹一つよ」と述べた。

 こうした発言を元側近の澤谷氏はテレビで見ていた。“おもてなしリスト”の品々は、水やあめなど安い商品ばかりだと弁明したことについて「そういう意味じゃないやんね」と一蹴。「都道府県(連盟)の気持ちはくんでいる」との発言には「そう思ってたら、こういうこと(告発状の内容のようなこと)しないでしょう」と指摘する。

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