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【田代学 ダッグアウトの裏側】レイズ・キャッシュ監督、また奇策! 「救援登板→三塁→再登板」 戦術はデータ分析が裏付け!? (1/2ページ)

 思わず「高校野球じゃないんだから…」とつぶやいてしまった。レイズのケビン・キャッシュ監督(40)が、再び常識を覆すような奇策をとったからだ。

 主役は昨季まで通算84セーブを挙げている抑えのセルジオ・ロモ投手(35)。「救援投手の先発起用」をテーマにした5月31日付コラムでも紹介した変則右腕は、7月25日のヤンキース戦(セントピーターズバーグ)で、三塁を一時守ってからマウンドに戻りセーブを記録した。

 「勝ててよかったし、楽しかった。20年ほど前に少しやっただけの三塁で“守った”という記録も残せたからね」

 今季5試合で先発(7月30日現在)している「二刀流投手」が、三塁も守る「三刀流」になった。ロモはヤ軍戦に3-1の8回途中から登板。9回もベンチに下がらず、三塁の守備に就いた。代わりに登板した中継ぎ左腕が先頭打者を抑えると、1死後に再びマウンドへ上がり12セーブ目を挙げた。

 米メディアによれば1908年以降、登板した試合で三塁手も務めた投手はフィリーズのビル・ウィルソン以来47年ぶり11人目の珍事だった。

 レ軍はこの日の試合前、今季10試合に先発していたイオバルディをレッドソックスへトレード。ロモと同じ中継ぎ兼任のスタネクを急きょ先発させた。6投手のリレーで強力なヤ軍打線を7安打2得点に抑え、この3連戦を勝ち越した。

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