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【江尻良文の快説・怪説】今オフ過熱必至の広島・丸争奪戦! 2年連続「MVP」当確で巨人阪神一騎打ち!? (1/2ページ)

 セ・リーグ首位を独走する広島で、丸佳浩外野手(29)の2年連続MVPは当確。今季中に国内FA権を取得する見込みの丸を巡り、今オフの大争奪戦が焦点となっている。

 2年連続MVPは過去、セ・リーグでは巨人・藤田元司(1958、59年)、1人で3度の巨人・王貞治(64、65年。69、70年。73、74年)、巨人・ラミレス(2008、09年)の3人。パ・リーグでは西鉄・稲尾和久(1957、58年)、南海・野村克也(65、66年)、3年連続の阪急・山田久志(76-78年)、同じくオリックス・イチロー(94-96年)の4人。それに日本ハム時代の2006年と巨人に在籍した07年に獲得した小笠原道大の計8人。

 丸が史上9人目の快挙を達成すれば、広島のスターから一躍球史に名を残す全国区のレジェンドへと株が高騰する。来季こそV奪回が至上命令になる巨人、阪神を筆頭に大争奪戦は必至だ。

 「もっと補強をしないといけない」。球団史上ワーストタイの4年連続V逸が濃厚になりつつある巨人の最高首脳、渡辺恒雄・読売新聞グループ本社代表取締役主筆は、すでにこう大号令を発している。

 巨人・高橋由伸監督同様、就任3年目の今季も悪戦苦闘している阪神・金本知憲監督のために、球団首脳も丸獲得に乗り出さないワケにはいかないだろう。

 今年1月に楽天球団副会長として急死した星野仙一氏に対し、弔いV奪回を宣言しながら空手形になりそうな金本監督。雪辱を期すためにも起爆剤として広島の後輩の丸争奪戦に参戦する必要があるし、球団側も全面協力の責務がある。

 一方、広島は松田元オーナーが「ウチはFA選手を引き留めないし、FA選手は獲得しない。育成一本やりの哲学を実践する球団だ」と、事あるごとに不変の球団方針をアピールしている。

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