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【松本秀夫 プロ野球実況中継】メジャー帰りの青木を手本に…プロ野球こそ「喜怒哀楽」をもっと! (1/2ページ)

 倉敷マスカットスタジアムの巨人対ヤクルト戦を実況してきました。

 豪雨の被災地である真備町からわずか4キロ。試合前には巨人の長野選手、菅野選手らが募金活動を行い、センターのスコアボード上には日章旗・連盟旗・球団旗が半旗で掲げられる中で、2万7000人を超えるお客さまが詰めかけました。

 12年ぶりの巨人の公式戦ということで、楽しみにしていた方も多かったんだと思います。ただ、試合は2-5で敗れて、「いいところを探すのが難しい」(試合後の高橋監督談)という巨人はずるずると4連敗。4時間近い試合だったこともあり、途中で帰るお客さまもいらっしゃいました。

 勝ち負けはともかくも、元気のなさが目立った巨人。ひとつには打ち取られても、あるいは打たれても表情を表に出す選手が少ないこともある気がします。どこの世界でも突出することを避けるのがよしとされる現代。これは12球団総じての傾向なんですが、実況する側からすると、感情を表に出してもらったほうがありがたいんです。

 1球速報などネット配信全盛の時代ですが、選手の表情を伝えることができるのは、われわれナイター中継固有のアドバンテージですから。

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