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【編集局から】読売・渡辺恒雄主筆“爆弾発言”の裏ではいつも何かが動いている

 今月6日の巨人-DeNA戦(東京ドーム)の試合後のこと。駐車場で巨人の親会社、読売新聞グループ本社の渡辺恒雄代表取締役主筆(92)を取材しました。

 その中で「スキャンダルもあるし、いいことばかりではない」「いい選手もいるからな。みんなバカじゃないんだ」といった発言があり、「なんだか意味深長だな」と感じながらも、記事にはしませんでした。

 ところが翌7日、巨人は同僚の用具を盗み売却していた柿沢貴裕外野手(23)の契約解除と、裸の動画を流出させた篠原慎平投手(28)と河野元貴捕手(27)の出場停止などを発表。ついにオーナーの交代という事態に至りました。

 恐らく渡辺主筆が発言した時点で、柿沢の解雇は決まっていて、つい口にしたのでしょう。これまで何度も渡辺主筆の“爆弾発言”を聞いてきましたが、いつもすごいと思うのが、発言するときは必ず裏で何かが動いていること。今回も“サイン”と感じ取らなければいけませんでした。

 92歳になっても衰え知らず。私にとっては巨人最大のスーパースターです。これからも元気のない巨人に、ガンガン“喝”を入れて牽引してください。(運動部・塚沢健太郎)