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【江尻良文の快説・怪説】早くも動き出したパ来季監督人事…最大焦点は“壊し屋”工藤監督の去就

 パ・リーグの来季監督人事が早々と動き出している。梨田監督が電撃辞任し、平石監督代行が指揮を執っている“1弱”の楽天。ヤクルト、米大リーグなどで活躍した石井一久氏にゼネラルマネジャー(GM)就任を要請したことは球団側も認めている。誰を来季監督に据えるかで、眼力が明らかになる。

 最大の焦点は、「12球団最高の戦力を誇る」といわれるソフトバンクだ。守護神・サファテ、最強セットアッパー・岩崎、先発陣も昨季のエース東浜、新エースと期待された千賀らが相次いで故障。「要因は工藤監督による酷使」と指摘する関係者は少なくない。来季まで契約がある工藤監督だが、黄金時代を築いた秋山幸二前監督、侍ジャパンの監督を務めた小久保裕紀氏ら、次期監督候補には事欠かないだけに、V逸となれば立場は万全でなくなる。

 日本ハム・栗山監督は、大谷に代わる新看板・清宮の起用法に疑問の声が噴出。「2軍でいくら本塁打を打ってもしようがない。大谷のように1軍で英才教育すべきだろう」と球界OBたちは首をひねっており、真価が問われる。

 オリックス・福良監督は「今季の戦力なら優勝してもおかしくない」といわれているだけに、最後まで目が離せない。就任1年目の昨季2位、今季も開幕から首位をキープしている西武・辻監督、最下位チームの再建を託され、観客動員が昨年比で12球団最高の伸び率(14・6%増)のロッテ・井口新監督は、来季も安泰だろう。(江尻良文)

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