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阪神・金本監督、ロサに「後半戦倍返し」指令 2軍視察でハッパ

 「後半戦、“倍返し”を期待する」

 前半戦を借金3で折り返した阪神・金本知憲監督(50)は11日、2軍調整中のウィリン・ロサリオ内野手(29)にハッパをかけた。

 1軍では48試合出場で打率・230、4本塁打、22打点と振るわないが、9、10日のウエスタン・リーグ戦では2戦連続安打を放ち、視察した金本監督に猛アピールした。「状態は100%」と胸を張るが、1軍では5年目の陽川が好調で、指揮官はロサリオの再昇格に慎重。

 とはいえ、その破壊力抜群の打撃はファーム関係者を「あんな選手は見たことがない」と驚かせている。「詰まったフライもそのまま伸びてサク越えするし、逆方向の右中間にもスタンド中段まで運ぶ。さらに、笑顔を絶やさずムードメーカーにまでなっている」

 それだけに、次に1軍に昇格したときには失敗できない。ファーム関係者は1軍の首脳陣にもロサリオの“取り扱い”には特別な配慮を求めたい考えだ。

 外角の変化球に対応できない姿を酷評されることが多かったが、「本人はあれこれ言われ過ぎて気にしている。あくまで彼の創意工夫をアシストするつもりで、温かく見守ってやれば、きっと結果を出すと思う」

 対戦相手からも「なぜ、あんな大砲が2軍にいるのか不思議」との声が上がるロサリオ。周囲がうまく1軍での爆発に導いてやることが必要だ。(山戸英州)

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