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白鵬居ぬ間に 新大関、即優勝…全勝・栃ノ心に現実味 (1/2ページ)

 ■大相撲名古屋場所 4日目=11日、ドルフィンズアリーナ

 栃ノ心は立ち合い、変化もあるくせ者の阿炎に対し「とにかく攻める」と前へ。一度取った右上手は切られたが、前傾姿勢から押し出した。

 初日から3連勝の白鵬が突然、この日から休場した。2日目に支度部屋に敷き詰められたビニールシートで足を滑らせ、こらえた反動で古傷の右膝を痛めたというトホホな事情で、右膝蓋腱(しつがいけん)損傷、右脛骨(けいこつ)結節剥離骨折の疑いと診断された。

 一人横綱の鶴竜にも土がつき横綱、大関で全勝は栃ノ心だけとなった。「まだ4日目じゃない」とかわしたが、表情には自信がのぞく。

 前日は小結松鳳山を外四つからクレーンのように豪快につり上げた。決まり手こそ寄り切りだったが、最近ではめったに見られない“つり”に館内は大喜びだった。

 今場所から大関にふさわしい紫の締め込みを使っている。大関候補といわれながら、思いをとげられなかった師匠春日野親方(元関脇栃乃和歌)が現役時代に使っていたものだ。

 場所入りの際、幕内力士だけが着用できる染め抜きの着流しは、赤と白の母国ジョージアの国旗がデザインされている。

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