記事詳細

48位に沈むも… 石川遼、今は“滅私”奉公 選手会長として地方巡業も積極的に

 ■国内男子ゴルフ「長嶋茂雄招待セガサミーカップ」最終日(8日、北海道ザ・ノースカントリーGC=7178ヤード、パー72)

 2014年に優勝して以来、4年ぶりの出場となった石川遼(26)。「自分の中では“連覇”するぞという気持ち」と臨んだが、最終日も5バーディー、5ボギーの72。通算もイーブンで48位に沈んだ。

 目下、取り組んでいるショット改造。すでに半年以上たつが、日々バラつく。この日は「インパクトが毎ショット同じ形で当たっている分、ほんの“微調整”になりつつある。大きく変える部分はないし、精神的にはかなり楽になっている」。未完成ながらも進歩を口にする。

 16年「RIZAP KBCオーガスタ」以来、優勝から遠ざかるが、焦りもない。というより今は個を捨て、選手会長としての顔をのぞかせる。

 「もちろん、出ます」

 今週10日開幕『フィーチャーGOLFツアー広島』(広島県鷹巣GC、2日間大会)への参戦。ゴルフ界の未来を見据え、普段トーナメントを行わない地域での大会。石川会長らの音頭取りで今年からの開催が決まった。いわば地方巡業だ。

 「ゴルフ振興も大事ですが、今回は集中豪雨で被害に遭われた方も多い土地でやる。僕らができることがあれば…」と石川。賞金の5%に加え、各選手が持ち寄った品物でチャリティーオークションを行い、被災者支援を行うことを決めた。石川はゴルフ振興&チャリティーで先頭を走る。

 北の大地で、自らのゴルフは空回りしたが、最終日も一番多くのギャラリーを引き連れた。男子ツアーは今季、前年を上回るギャラリーを動員している。「自分が必要とされるなら」と“滅私”の石川がいた。(清水満)

関連ニュース