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香川、取り戻した10番の輝き 『壁』の高さ実感も「この結果は意味のあること」 W杯

 日本代表の10番が輝きを取り戻した。試合開始早々の前半2分。クリアボールを拾った香川真司(29)=ドルトムント=はペナルティーエリア手前の中央から左足で迷わずシュート。惜しくも枠の右に外れたが、戦える、勝てると思わせるスタートとなった。

 故障と不振でW杯メンバー入りさえ危ぶまれたが、今大会4試合中3試合にトップ下で先発。1次リーグ初戦のコロンビア戦で先制PKを決めたのをはじめ、存在感を存分に示した。

 「監督が代わったりして、厳しい戦いが予想されていた中で、本当にチーム一丸になってやって来られましたし、だからこそ、この1勝を取って次に行きたかったですけども、やはりこの壁が非常に大きいものだなと実感しました」

 手をかけたからこそ実感したベスト8の「壁」の高さをかみしめた。

 「集大成」と位置づけて臨んだW杯。年齢的に、4年後サムライブルーのユニホームに袖を通しているかどうかは微妙だが、「この結果は必ず自分たちにとって意味のあることと思うので、次につなげられるようにやっていきたいと思います」と語気を強めた。