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阪神・4番陽川 覚醒させた「ゴリラポーズ」

 阪神のプロ5年目、陽川尚将内野手(26)が1日のヤクルト戦(神宮)でチーム第103代目の4番を襲名した。2回2死満塁の打席では逆方向(右前)へ2点適時打を放ち、「コンパクトに打ち返せました」と胸を張った。

 前日(6月30日)の同カードで右膝付近に死球を受けた糸井嘉男外野手(36)がベンチを外れ、代わりに6月の月間打率・358の絶好調ぶりを買われた。

 金本監督は期待に応えた若虎を「カウントが追い込まれてからのタイムリーが増えている」と評価した。

 指揮官からは2年前の就任時から「俺の若い時とそっくりで地味キャラ」と心配されていたが、最近は2軍戦で陽川が打つたびに、ベンチの選手たちが平手で胸をたたいてたたえる「ゴリラポーズ」が定着。1軍でも浸透し始めている。

 ファーム関係者いわく「去年あたりから陽川に『ゴリラ』の愛称がついて、その流れで“ゴリラポーズ”に発展した」。ルーキーの熊谷は「最初は見よう見まねでやりましたが、あのポーズは一体感があって盛り上がります」とノリノリだ。

 ベテラン頼みの打線の主軸に風穴を開けた陽川は、バット以外でもチームの中心として存在感を示しつつある。(山戸英州)

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