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【西本忠成 トラとら虎】ナバーロ「起爆剤」なるか 異例のスピードデビューの理由 (1/2ページ)

 阪神に新加入したエフレン・ナバーロ内野手(32)が29日に出場選手登録され即、同日のヤクルト戦(神宮)の9回に代打で出場。右前適時打を放った。

 来日から2週間足らず。異例のスピードデビューの背景にはカンフル剤の狙いもある。球団幹部は「一塁と外野の両方をこなすから野手には格好の刺激になる。いま売り出し中の陽川や中谷、高山、俊介らはウカウカしていられない」と競争激化を歓迎する。

 2軍戦には3試合に出場した。計10打数3安打2打点、打率・300。長打は二塁打1本で、観戦した球団OBは「広角に打ち分ける中距離ヒッター」と評している。

 「もちろん、一発があるに超したことはないが、それ以上に阪神打線に求められるのはチャンスでのタイムリー。ボールを手元まで引きつけてミートするスタイルだから、ロサリオよりは計算できると思う」(前出OB)

 確かに外角のスライダーにもろかったロサリオと対照的に、ナバーロはボール球に手を出さず選球眼が良い。2軍戦では計3四球で三振は一つ。凡打に飛球が1本もないのも特長だろう。矢野2軍監督は「相手投手のペースに動かされるようなタイプではない」と期待を込めて1軍に送り出した。

 来日前には昨年所属した3Aトレドで同僚だった元阪神のマートンから助言を受けた。

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