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大谷が手術回避で打撃練習を再開 「投手」は3週間後の再検査次第で判断

 右肘の内側側副靱帯の損傷のため故障者リスト(DL)入りしている大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手(23)が28日に再検査を受け、患部が回復しているため、靱帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)は回避することになった。同日にも打撃練習を再開する。投手としての練習復帰は、3週間後にまた検査を受けてから決める。

 球団のエプラー・ゼネラルマネジャー(GM)は28日、電話会見し、「ロサンゼルスで医師の診断を受け、回復していることがわかった。まず打者として復帰する。少しずつ慣れてから、指名打者(DH)として戻る」と話した。

 28日と29日の両日、打撃練習をした後に、復帰時期を判断する。室内などで打撃練習を行って肘の状態を見ていく方針。MLB公式サイトによると「早ければ今週末にも投手の投球を打つ可能性がある」と報じている。

 また、投手としての復帰についてエプラーGMは、「3週間後に再検査し、復帰時期も検討する」。手術は「今の時点では、どの医師からも必要とは聞いていない」とした。

 当初の発表では内側側副靱帯の損傷は3段階のうち中程度の「グレード2」とされたが、28日の検査での段階については、「細かなことは話せない。3週間前より少しずつ治っているのは確かだ」とエプラーGMは言葉を濁した。

 大谷は右肘の不調を訴え、7日(同8日)に、PRP(プレートレット・リッチ・プラズマ=多血小板血漿)注射を受けた。打撃では左手のみのスイングや、ブルペンで打席に入って目慣らしを行っている。

 エンゼルスはア・リーグ西地区4位と低迷中で、「DH大谷」のめどが立ったのは朗報。ソーシア監督は「わくわくしている。打撃に関しては(練習で)制限がなくなる」と大喜びだった。