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【ハラショー!!ロシア】治安向上も危ないタクシー運転手の「ながら運転」 思わず「ダメ!」と注声をかけたが… W杯2018ロシア大会

 何度も肝を冷やしました。タクシー運転手による「ながら運転」です。

 26日の深夜1時過ぎ、日本-ポーランド戦の舞台となるボルゴグラードの空港に到着。ホテルまではタクシーで30-40分の距離です。1800ルーブル(約3200円)を先払いしたまではよかったんですが、その後ノロノロ運転の連続。さらに運転手はポケットから取り出したスマートフォンをあやつり「ながら運転」を始めたじゃないですか。

 その後、急ブレーキが3度。交通量はほとんどなくあたりは真っ暗。シートベルトをしっかり締めて両足を踏ん張ったのはいうまでもありません。しかし運転手はニヤニヤしながら何食わぬ顔。スマホをのぞけばロシア美人の写真のオンパレードで「どうやら、これはチャットだな」と思いました。

 なにせ、写真をみながら次々とハートマークを送信するんですから。思わず「テレホン、Нет (ニェッ=ダメ)!」と声をかけたのですが、運転手は「はぁ?」。この外国人、いったい何いってんの?といった表情です。

 ロシアの治安は以前と比べるとかなりよくなったと聞きました。しかし夏が始まる今頃は、午後9時でも明るいくらい。するとみなさんお酒をグビグビと飲み始め、深夜0時を過ぎるとかなり危ない人たちがどの街でもうろうろしています。

 なんとかホテルにたどり着きましたが、今度は運転手が「チー、チー」とやり、私はそれを「チップ」と解釈。これ以上ナメられてたまるかと思い、100ルーブル(約174円)を渡したら、にらみ付けられ「チェ」と舌打ちされまして。こちらの決戦はドローと相成りました。(久保武司)