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【プロキャディーXのつぶやき】ゴールド・グランドシニア選手権、ギャラリー沸かす「エージシュート」

 梅雨明けはまだしていないものの、6月ながら気温30度オーバーの真夏日。

 俺は大先輩プロの応援で先週末は日本プロゴルフゴールド・グランドシニア選手権の会場へ出掛けた。

 グランドは60歳以上のシニアプロ、ゴールドは68歳以上(今年誕生日を迎える選手も出場可能)の日本一決定戦。さすがに現役時代ほどの飛びや切れはないものの、ベテランならではのプレーは、コースに詰めかけたギャラリーを沸かせた。

 同選手権は入場無料のうえに、軽食一品つき。初日は雨ながら6090人、最終日は好天も手伝って6749人ものギャラリーで大盛況。その数に「プロの血」が騒いようで、ゴールドの部で初日、最終日ともに6人ものエージシュート達成者が誕生した。

 しかも、古市忠夫さん(77)、安田春雄さん(75)、中島弘二さん(72)の3人は、大会2日間ともにエージシューターとなったんだ。

 「この年で優勝争いは難しい。でも、エージシュートをマークしたら上位には食い込めると思ってプレーした」と記録達成プロたちは口をそろえていた。

 ホールインワンやアルバトロスは誰でも一度は体験したい。しかし、エージシュートこそ、ゴルファーが目指したい目標だ。

 77歳にしてエージシュート達成率80%という古市さんは、「80歳で100%にするのが夢」という。秘訣を尋ねると「感謝のない者に勝利者なし。OBショットを打って、ありがとうと言えるようでなければいけません。何事にも教えがあるんです」。

 この言葉を本当に理解できるまで、若造の俺は、まだまだ時間がかかりそうだ。