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名古屋場所へ向け稽古再開! “土俵際”の稀勢の里、復活なるか?

 左大胸筋などのケガのため7場所連続休場中の横綱稀勢の里(31)=田子ノ浦=が名古屋場所(7月8日初日=ドルフィンズアリーナ)へ向け、26日に稽古を再開した。

 三段目力士に胸を出してから、ゴムチューブを使ったトレーニングを行うなど軽めに体を動かし、「若手相手に胸を出すと感覚も良くなってくる」と明るい表情。

 名古屋市内で行われた力士会後には「順調に稽古をやってきた。焦らずにやっていきたい」と自らに言い聞かせるように話した。

 年6場所制となった1958年以降の横綱で、7場所連続休場は貴乃花と並び最長。名古屋場所も休場となると、ワースト記録となる。

 横綱審議委員会は待望の和製横綱に、大甘の姿勢を続けてきたが、ここまで休場が続くとかばいきれなくなり、厳しい意見も出るようになってきた。

 15日からの部屋の徳島合宿では、こちらも左上腕を痛めて夏場所を全休した大関高安と三番稽古を行えるまで状態を上げてきた。

 一時は角界を2人で牽引していくとみられていた田子ノ浦部屋の兄弟弟子だが、最近は故障がちで夏場所はそろって全休。2人とも稽古で強くなったタイプだけに、三番稽古に激しさが戻れば、本場所での復活にもメドが立つのかもしれない。

 稀勢の里は「しっかり稽古して、元気な姿を見せられたらいい。あとは結果のみ」と表情を引き締めたが、初日まで2週間を切っている。自信を持って土俵に上がれるコンディションに仕上げることができるか。