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供応、左遷、尾行まで… 日大“恐怖政治”の実態 権力闘争や粛清 元常務理事「独裁国家と一緒だ」 (1/2ページ)

 アメリカンフットボール部の危険タックル問題をきっかけに教職員が一元的統治体制を批判する声を上げ始めた日本大学。日大の常務理事経験者は夕刊フジの取材に、学内のすさまじい権力闘争や粛清人事の実態を明かし、「独裁国家と一緒だ」と批判する。

 日大の教職員組合は、田中英寿理事長(71)をトップとする一元的統治体制に問題があるとして、田中理事長や大塚吉兵衛学長(74)ら上層部の刷新を求める署名を提出した。組合側は「報復が怖くないか」と報道陣に問われ、「怖くないと言ったらウソです。怖いです。正直に言うと」と答えた。

 マンモス校の日大では、学内の権力闘争は長年にわたり繰り広げられてきた。元常務理事は「総長選挙が行われていたころは、それぞれの選対(選挙対策担当)が料理屋や食堂、ホテルに人を集め、会費を2000円くらいといって、オーバーした部分は選対が持つこともあった。互いの陣営をののしることもあり、それが膨張してあらぬ噂になったりすることもあった」と振り返る。

 「学校というのは利権がいっぱいあり、怪しげな人が入り込んでくることもあった」とも指摘する。

 ただ、「『報復人事だ。どこどこに飛ばせ』なんてばかばかしいことは、以前はなかった。日大は来年で130周年。先人が築き上げてきたもので、1人のものではない」と憤る。

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