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大谷、右肘負傷でDL入り 注射治療、3週間は投げず

米大リーグ1年目から投打の「二刀流」で活躍するエンゼルスの大谷翔平(23)が8日、右肘の内側側副靱帯の損傷で自身初となる10日間の故障者リスト(DL)に入った。7日にはロサンゼルスで、右肘に自身から採取した血小板を使って組織の修復や再生を図る「PRP注射」と呼ばれる治療を受けた。

 8日からの敵地ミネアポリスでのツインズ3連戦には同行せず、3週間はボールを投げずに調整し、再検査を受けて今後の方針を決めるという。ヤンキースの田中将大が2014年にPRP注射による治療から投球練習再開まで1カ月以上要しており、大谷は前半戦の投手復帰が絶望的で、指名打者としてファン投票に候補入りしているオールスター戦(7月17日・ワシントン)への出場も微妙になった。

 先発登板した6日のロイヤルズ戦は右手中指のまめが悪化し、4回1失点で降板していた。エンゼルスのエプラー・ゼネラルマネジャー(GM)は「降板し、アドレナリンが収まったら肘が張ってきたと大谷が言ってきた」と経緯を説明。同GMは復帰に1年以上かかるとされる靱帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)の可能性を否定せず「避けられたらいい。このままの治療で回復できれば」と希望を語った。打者に限定しての出場には「そのように起用したくない」と否定的。伝説の名選手ベーブ・ルース以来100年ぶりの同一シーズンでの「2桁勝利、2桁本塁打」の快挙達成に暗雲が垂れ込めた。

 大谷は昨年10月にもPRP注射を受けた。同12月にはプロ野球日本ハムからポスティングシステムでエンゼルス入り。今季の成績は投手で9試合に先発し4勝1敗、防御率3・10、打者では34試合で打率2割8分9厘、6本塁打、20打点。(共同)

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