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《zak女の雄叫び お題は「世界」》危険?怖い?日大反則問題で注目のアメフットの世界 (1/2ページ)

 日大アメリカンフットボール部の悪質反則問題が波紋を広げている。日大選手のタックルを受け、関西学院大の選手が大きくのけぞりながら倒れる映像がテレビ番組などで繰り返し放送され、それまで競技そのものに関心がなかったような人たちからも、「怖い」「自分の子供にはさせたくない」といった声を聞く。

 今回の問題で、「アメフトは危険」というイメージが浸透してしまったとすれば、競技を愛し、普及と発展に取り組んできた人たちにとってはとても悲しいことだ。私自身、学生時代にわずかな期間だがスタッフとしてアメフトに関わった経験があり、問題のシーンがテレビ画面に映し出される度、複雑な気持ちを抱いている。

 なぜなら、当時最も気を使っていたことが、選手の「安全」だったからだ。

 アメフトは競技者間の接触がある「コンタクトスポーツ」の中でも、空手や相撲などの格闘技と同様、体が直接ぶつかり合うことがルールで認められている「フルコンタクト」の部類に含まれる。このため、サッカーやバスケットボールなどのほかの球技とは異なり、装備も重厚だ。

 アメフトの選手は衝突時の激しい衝撃に備えてマウスピースをつけ、金属などでできた「面」付きのヘルメットや、肩や足を守るパッドなど、総重量5キロ以上にもなる防具を身にまとう。私も一度、この装備を体験させてもらったことがあるが、ヘルメットもパッドも頑丈で分厚く、重い。まるで自分がロボットになったような感覚だ。